建設工学タワークレーンボルト

ファスナーには通常、次の12種類の部品が含まれています。

ボルト：頭とネジ（おねじ付きシリンダー）で構成されるファスナーの一種。2つの部品を貫通穴で固定して接続するには、ナットと一致させる必要があります。このタイプの接続は、ボルト接続と呼ばれます。ナットをボルトから外すと、2つの部品が分離できるため、ボルト接続は取り外し可能な接続になります。

スタッド：ヘッドはなく、両端にネジ山があるタイプのファスナーのみです。接続するときは、一方の端をめねじ穴のある部分にねじ込み、もう一方の端を貫通穴のある部分に通してから、2つの部分が全体としてしっかりと接続されていてもナットをねじ込む必要があります。このタイプの接続はスタッド接続と呼ばれ、取り外し可能な接続でもあります。主に接続部の厚みが大きい場合、コンパクトな構造が必要な場合、分解が多いためボルト接続に適さない場合に使用します。

ねじ：これは、ヘッドとねじの2つの部分で構成されるタイプのファスナーでもあり、用途に応じて、小ねじ、セットねじ、専用ねじの3つのカテゴリに分類できます。小ねじは主に、ねじ穴のある部品と貫通穴のある部品を、ナットをはめ込むことなく締め付ける接続に使用されます（このタイプの接続はねじ接続と呼ばれ、取り外し可能な接続でもあります。ナットとの連携も可能で、貫通穴のある2つの部品間の固定接続に使用されます。）セットネジは、主に2つの部品間の相対位置を固定するために使用されます。部品の吊り上げには、アイボルトなどの専用ネジを使用しています。